令和3年度 大会開催時のPCR検査に関して

拝啓 時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
昨年度に規定されました、緊急事態宣言下におけるブロック以上の大会開催時の選手・役員のPCR検査に関してですが、安全に大会を開催していくためにも、緊急事態宣言下出なくとも、ブロック以上の大会であれば、今年度も当面継続させていただくこととしました。変更点は多くありませんが、現実的な運用を考えて、PCR検査の施行時間を72時間→96時間へ緩和させていただきました。

1.大会参加前(開催地への移動開始日を起算とする)96時間以内のPCR検査を義務付けます。
2.検査対象者は、「出場選手」「セコンド(チーフ及びサブ)」「レフリー」「ジャッジ」と定めます。来場する他のスタッフのPCR検査は不要です。
3.選手に関しては、PCR陰性が証明できる文書注1を持参してください。アスリートエントリーチェック時に確認します。セコンド並びにレフリー・ジャッジに関しても、同様の文書を審判ミーティング時までに提出をお願いします。文書の提出ができなかった場合は、大会参加はできません。また、その場合の救済措置はありません。
4.PCRは近隣の病院・クリニックなどで自費にて施行してください。日連からのブロックに対して斡旋することも可能です。斡旋を希望される場合は、検査キットの必要個数を連絡くだされば、日連で手配します。ブロックでまとめて集金し、後日日連への支払いをお願いいたします。斡旋先は随時値段や検査にかかる時間などを比較しながら事務局で決定します。
5.濃厚接触者を減らすため、レフリー・ジャッジは常時マスク着用、選手も試合直前まで(ヘッドガードを装着するまで)マスクを着用してください
6.試合会場・ウォームアップエリアでの対人練習(マスボクシング)は禁止します。ミット打ちなどを行う場合もマスク着用を徹底してください
7.試合中のうがいは禁止します。口腔内の損傷が疑われる場合などは、リングドクターの指示に従ってください
8.試合会場内で食事をする場合は、集団での食事は禁止します。また、食事中の会話は禁止です。食事後にマスクを装着して、会話してください。
9.その他、移動中・宿舎などでも手洗い・マスク着用などの感染対策を徹底してください。特に集団での食事中の会話に関しては、リスクが非常に高いので、食事中の会話は禁止します。宿舎内でマスクを外しての会話は禁止です。

注1.PCR陰性を示す文書は、検査結果の写しや、検査先から送付されるメールをプリントアウトしたもので構いません。病院やクリニックの公印入りの陰性証明書である必要はありません。

こちらのPCR検査対象者を含む情報は、全国の感染状況や行われた大会でのご意見などを見ながら、随時アップデートします。最新の情報を随時ご確認ください。 以 上

一般社団法人日本ボクシング連盟
会長   内 田 貞 信
医事委員長  岩 尾 聡 士